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 フランスはパリの高級店HEDIARD(エディアール)のマーマレード。SLICED BITTER ORANGE PEEL。このお店は紅茶で有名らしく、パリにはレストランもあるようだ。マーマレードは何種類もあるが、今回は一番苦いと勧められたマーマレードを買ってみた。

エディアール瓶 なんとも雰囲気のあるたたずまいの瓶である。すっと縦長の八角形。その一辺に真紅の地の細長いラベルが貼ってある。上品なデザインが、品質の良さをすでに語っているようだ。


エディアール-ジャム 固くもなく柔らかくもない期待どおりのジャム。3cmぐらいのオレンジピールが入っている。ジャムにもピールにも苦味が感じられる。抑えられた甘みとほどよい苦味。たいへん洗練された味わいがある。さすが高級食品店のマーマレードと感心した。


エディアール蓋 真紅と黒がこの店のコーポレートカラーだと思うのだが、蓋はラベルとは反対で黒地に真紅の字でHEDIARD(エディアール)、1854、PARISとある。瓶全体がトータルにデザインされていて、おしゃれである。


エディアール評価 総合順位7位
 日本では伊勢丹で買える。375g、1575円。小さな容器のものもある。一般的なマーマレードと比べるとやや高い。しかし、それだけの値打ちはある。評価は高い。だが、マーマレードは皮をそのまま使い、果実の味わいを楽しむというのが魅力のひとつであると思うのだが、その視点からするとちょっと上品過ぎるかなという気もする。他の種類のジャムなら言うことない品質だと思う。
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